しずかな場所

パーソナルスペースはふつうな方だと思います

だけど

駅のホームでは人のいない方へ足が向きます

仲間と街をあるくとき

前をひとりであるくか

後ろにひとりであるきます

そおゆうふうにしていたら

ひとりで山奥に行くようになりました

ひとりがいやな人

山にひとりで行くことを話すと

「信じられない」

「ひとりで行って楽しいですか?」

と尋ねられることがあります

当たり前ですが

こおゆうことを聴いてくる人は

ひとりがいやな人だと思います

説明したとして

山にひとりで行く楽しさが伝わればいいです

だけどそおゆう

嗜好の部分は

これまでの積み上げがものをいいます

たとえばこれまでの友人に

そおゆう人がいなければ

なかなか理解できないんじゃないでしょうか

それが分かっているから

「行けば分かるよ」

とだけ言って済ませます

ひとりで山に行くことを愉しいと感じる人間だということを

知ってもらえれば十分です

バーベキュー

みんなでバーベキューしたあと

片づけを手分けしてします

中心的に指示を出す人や

素早く仕事を見つけて動く人

すすんで仕事を分けてもらう人など

さまざまです

こんなとき

ただ立っている(立ち尽くしてしまう)人

なにかやっていると見せかける人

ふらふらとする人

優先順位の低いことをしている人などになる

ひとりだけ

ねひとはそっち側の人間です

3つの椅子があって

これを4人で分け合おうとしたとき

1人立ったままでいるのが

ねひとの性質です

その性質をうまく言うならば

”ひとりだけ”という称号を手にする人です

”ひとりだけ”であることを

いやがったり卑屈になったり

そんな経験だれでもあると思います

3つの椅子の話をしましたが

もし1つの席を4人で分け合うとしたら

3人が立っていることになります

直面する孤立は

椅子を座っている方に変わりますよね

バーベキューの片づけで1人立ち尽くしたとしても

たいせつな人のそばにいてあげられる

そんな人にわたしはなりたいです

そこはきっと

しずかな場所だから

  小鳥來るここに静かな場所がある  田中裕明

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