はじめて俳句を学ぶとき
選んだのは読売カルチャーセンター
通称「読カル」
決め手は
- 水曜日であること
- 昼であること
- 近いこと
生意気なことを言うと
人を驚かせるような俳句をつくりたいと思っていました
だれも作ったことのないような俳句をつくってやる
って思ってました
いま思えば これがおおきな動機だったと思います
見学から臨みました
先生が1人 生徒が5人いました
先生は 70代のオシャレなマダム
対して
生徒は 60~80代のマダムでした
この空間に居心地のよさを感じたのは
年齢も性別も違う方ばかりで
比較されないで済むと思ったからかもしれません
変にライバル心を燃やすことなく
気楽にのぞめると感じたのかもしれません
先生の家
住んでいる場所を尋ねあっているうちに
先生とねひとの家が同じ区画だと知りました
「林檎の木がみえるのよ」
退会して以来
先生の家を覗いてみたりしますが
先生とはお会いできていません
林檎の花
先生の家の前はよく通ります
通りから林檎の木をみることができます
住宅で林檎の木をみる機会ってなかなかないので
四季を通じてひそかな愉しみになっています
林檎というとあの赤い果実がすぐ浮かぶわけですが
林檎の花はひんやりとして可憐でした
![](https://nireyama-nehito.com/wp-content/uploads/2021/04/IMG_0024-1024x768.jpg)
晩春4~5月 葉の間に白い花が5~6個ずつ集まって咲きます
昔から日本にあるものを「和林檎」というそうです
和林檎の果実は小さく味もよくないとか
咲いていたのは一輪
もっと早く写真を撮ればよかったです
馬も農夫も憩ふ林檎の花の前 有馬朗人
花林檎ほとほと白し夜の床も 野澤節子
泣虫の子は日の奥に花林檎 磯貝碧蹄館
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